住まいとファッション

最近はお洒落な家を建てる人が増えた。

自分の身の回りだけでなく、住まいを自分のステージとして、インテリアや食事の盛り付けに演出を施す人を見かける。

私は、これは当然のことだと思うしこうでないといけないと思うのである。

今まできれいな家から、そこに合わないファブリックが干してあったり、テイストの異なるいでたちの人が玄関から出てくると肩を落としたものだ。

私は建物が好きだ。

建造物もフォルムや窓や材質や屋根の感じからエントランスに至るまで、人の家をいつもジロジロ見ている。

あの家の車庫には赤の丸みのある車が合うなぁとか、あの家の雨樋は茶色より白が壁の色を引き立たせるなぁとか、あのシャッターの素材と色は面白いなぁとか。

素敵な家があり、家の中もテーマのある家具や美しい配置、食器やファブリックも統一され、そこにいるべき主がはまった雰囲気だととても心地のいい絵ができあがる。

フランス映画やヨーロッパの建物などは、本当に統一されていてどんな場面を切り抜いても絵になるのはそのためだろう。

一つ一つは良くても統一感がなければ、浮いてしまうのだ。