軽やかヘアは、毛流れがきれい。

ショートヘアは毛流れの美しさも大事

ショートヘアのスタイルは、スタイルの全体像がすぐに目に入ります。

ですから、視線はそこからさらに細かな部分を追ってしまいます。

ショートスタイルを作るのは油断できないんですよね。

ボリュームを維持しながら、流れを美しく

毛の流れを美しく見せるためには、そこそこの長さが必要です。

でも、長くしすぎると髪の毛1本1本に重さが出て、軽やかさが出ません。

この程良い長さというのを髪質に合せて見つけるのちょっとした技なんです。

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長さにボリュームという豊かさを醸し出す

この写真は、上の人と同じ人です。

ボリュームの見え方が違うでしょ。

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これは、ボリュームを出したいところをその下の髪をコントロールすることで、上の髪を押し上げるようにしているんです。

こうすることで、見るところやその角度によって、さまざまなフォルムが表現できます。

つまり、

・ショートヘアの軽やかさ

・きれいな毛流れ

・それでも、しっかりとしたボリューム感

というものを混在させることができます。

左右差の美しさ

人の顔を真正面から見ることってありますか?

そんなことはそうそうないですよね。

人は、人をいろんな角度で見ています。

ですから、ヘアスタイルは、その人の髪の流れる方向性などに応じて、アンシンメトリー(非対称)な出来上がりが自然な仕上がりになって、それが特徴的な美しさになります。

ヘアスタイルのアクセントになってくれるのです。

上の2枚の写真も左右を写しているのですが、なんだか違いますよね。

これをもう少し真正面から見ると、バランスが良くて、動きがあって良いんです。

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美しさは素材との絶妙のバランス

ヘアスタイルを作るということは、素材との勝負です。

顔があって、髪があって、それが一人ひとり特徴的。

同じものは一つとしてありません。

それをいかに生かして作り上げるかということ。

そして、美しさはシンメトリー(対称的)な箱にはまったようなものではなく、もっと揺らぎがあるものです。

それを演出するのが、私たちの腕の見せ所なんです。

この記事を書いた人
salon aimatsuda

アート、デザイン、ファッション大好きです。アートギャラリーとその奥の個室スタイル美容室からアート、イベント、ビューティーを発信してます。

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