資生堂が、2020年のメイクを予測しています。
これは、チェックしておくべき内容ですね。
2020年オリンピックの年
2020年といえば、東京オリンピック、おそらく日本はとっても元気なとき。
今は、オリンピックの準備がうまく進んでなくて、なんとなく不安な感じですが、いざオリンピックが始まれば、きっと盛り上がって楽しいものになると思います。
さて、その時、女性のメイクはどのようになっているのでしょうね。
きっと、華やかなのではないかな、と思います。
過去から未来につながる美容
今回、資生堂のページでは、
「1920年から現在に至るまでの化粧の変遷」
が再現されており、これがとても楽しいんです。
資生堂が示す2020年未来予測は、「日本らしさ」と「スポーティー」ということのようです。
これには大賛成。
日本に多くの海外からのお客さまをお迎えする以上、やはり、日本らしさは表現しておくべきです。
それが、おもてなしというもの。
そして、やっぱり、スポーティー。
この要素がないと、オリンピックの年とは言えませんものね。
メイクの変遷が楽しい
そして、この後に、メイクの変遷が紹介されています。
これが、とってもおもいろい。
区分けと定義がなされています。
写真も公開されていますので、資生堂のページをご覧下さい。
内容は以下のとおり
・1920年~1950年代/西洋文化・銀幕女優への憧憬
・1920年代/大正ロマンのモダンガール
・1930年代/銀幕女優への憧れ化粧
・1950年代/アメリカンスタイルとヘップバーンがお手本
・1960年~1970年代/西洋人顔への憧憬と模倣
・1960年代/欧米志向真っ盛り 西洋人形風
・1970年代前期/フォークロア調アンニュイなヒッピースタイル
・1970年代後期~1990年代初期/日本美の再認識・女性の社会進出
・1970年代後期/欧米志向を脱却 日本美を見直し
・1980年代初期~中期/ジャパンアズナンバーワンのキャリアウーマン
・1980年代後期~1990年代初期/バブル期のワンレン・ボディ・コン にわかお嬢様
・1990年代後期~現在/空前の美容ブーム到来・日本独自のトレンド形成・進化
・1990年代後期~2000年代初期/ミレニアムのヒカル クールビューティー
・2000年代中期~後期/モテ気分の盛化粧
・2011年3.11以降/癒し愛され・ゆるふわ化粧
・2010年代中期/にわか好景気の バブルリバイバル
変わり続けることの美しさ
社会や景気の変化で変わっていくとされるメイク。
メイクは、美容とファッションの一部なのですから当たり前のことだとは思います。
それは、つまり、美容室での仕事が社会と密接に関わっているということ。
社会を見て、街を見て、人を見て、そして、美を提供する。
今後はさらにグローバルにダイナミックに変化が大きくなっていく社会の動き。
それに対応できる美を一人ひとりに丁寧にこの美容室で提供していきたいと思います。
by Jack Batchelor