前髪の形で小顔が決まる
前髪は時々自分で切りますという人がどれくらいいるでしょうか?
以前はカットの間、前髪だけ気になって切ってしまう人をよく見かけましたが、最近は減ったように思います。
それでも、前髪をご自分でカットするかは今もいらっしゃいます。
でも、ちょっと待ってください。
たかが「前髪」、でも、されど「前髪」です。
ちょっとくらい切っても別に変わらないだろうと考えるのは大きな間違いです。
全体のバランスが大切。
髪のスタイルというのは、部分ごとにを区切って見るわけではありません。
そして、前髪は真正面であり、顔立ちをどう見せるかにかかっているとても重要な場所部分です。
ご自分で前髪をカットされた方で、失敗したと思ったとき、「何か変!!」というざっくりとした感想を持つことでしょう。
でも、何が変化は、わからないものです。
それは、周りの髪量や長さとのバランスが崩れたりすることで、違和感が生じるのです。
皆さんが、感じるのは「切る以前より顔が大きく見える」や「おでこが狭く見える」「こめかみのラインが目立つ」など結構具体的な理由だけで、そこから何をどうすれば修正できるのかは、やはり美容師でないと修正できないものなのです。
前髪は、骨格とのバランスも大切
スタイルを作る時、特に日本人は、骨格補正を行ないながらフォルムを作り上げていきます。
そこでの顔の見え方は特に重要です。
皆さんが気にするあごのライン、左右の目の大きさの違い、頭の高さによる顔の大きさのバランスなどは正面を囲む髪がバランスを調整しています。
また、重要なのは、分け目です。
何気なく、朝の分け目で1日のスタイルが決まってしまっていませんか?
日本人の特徴的な平面顔にはサイドパートが一番似合わせやすいです。
横で分けると、長い方と短い方の前髪に分かれ、奥行きができ、また、同時におでこを出すことで縦の距離が出て、あごのラインがシャープに見えて効果になります。
細かく言うと、横で分ける時の角度、前髪の落ち方そこからつながるサイドの毛で大きく印象が変わります。
大きくスタイルチェンジしなくても、前髪の形を変えるだけで、全く違ったスタイルになります。
前髪だけを考えても、それだけ、影響があるということです。