社会における自己表現が、ファッション。
ファッションは、いかに自分を見せるかということが重要です。
当たり前の事ですね。
でも、ファッションだから目立てば良いというわけでもありません。
魅せるというのはファッションの分かりやすい要素です。
でも、ただ見せるだけ、ということもファッションの方法の一つでしょう。
つまり、
『ファッションというのは、社会のその場で自分がどうあるかを演出するものである』
といえるわけです。
ファッションに興味が無いとおっしゃる方もおられます。
でも、それはそれで良いと思います。
ファッションに興味がないという方は、この社会でファッションに興味がないという立ち位置でちゃんとそのファッションをしておられるのです。
ファッションは社会とのかかわり方です。
ファッションとは、社会における社交スタイルの現れです。
この社会において、自分はこういう人間であるということが、自然とそこに現れてしまいます。
どういう形であれ、cが自己表現という「なすこと」のラテン語を由来としている以上、あなたが動けばそれはファッションなのです。
それが、ヘアスタイルやメイク、服装という見た目で判断しやすいというだけのことなのだと思うのです。
あなたは、この社会においての自分の立ち位置をどこにおいていますか?
あなたの活動は、それに沿っていますか?
それに合ったヘアスタイルや服装をしていますか?
それはもうファッションなのです。
自分は社会をこう思っている。
その中で自分はこうだ。
そうのようにはっきりとおっしゃってください。
それを言ったとき、その意見と見た目があっていれば、それはとてもファッショナブルなことだと思います。