やっぱり今年の春は、ヴィヴィッド-vivid。
以前にも書きましたが、やっぱり、この春夏は、ヴィヴィッド。
ヴィヴィッドはvivid。
つまり、鮮明という意味。
景気の反映を予測してか、展開されるヴィヴィッド・カラーに消費者も反応し始めている様子。
鮮明な「ビビッドカラー」がお店で売れはじめているようです。
今まで、春といえば、淡く軽い色が人気でした。
いわゆる、パステルカラーと呼ばれるものですね。
それが、ヴィヴィッドにはっきりしたはなやかさが好まれ始めているということは、景気回復の兆しかも知れません。
このヴィヴィッド傾向は、若い人にだけにあらわれているわけではないようです。
まぁ、もともと景気回復を望んでいるのは、アラフォーやアラフィフ、それ以上の世代。
昔の盛り上がりをもう一度、と思っている世代が、明るさを求めています。
ですから、ミセス層にも鮮やかなアウターが人気だとか。
去年の春は、若い世代が、小物などにきかせの色として、鮮やかなものが出ていたようです。
でも、それがさらに広がりをみせて、アイテムではアウターやワンピーにまで、年代ではミセス世代にまで、ヴィヴィッドな色が拡大しているわけです。
この春、街中は、鮮やかに彩られたファッションで明るくなりそうですね。
気分とファッションでは、カラーに相関性みられます。
明るい色が広がれば、街も明るくなって、さらに気分も高まります。
その気分が、まだヴィヴィッドにまで行っていない消費者の気持ちを高揚させて、さらにヴィヴィッドな商品がうれて。
それがまた街をあかるくして・・・。
こんな風に広がっていくといいですね。
長い間、静かだったファッションカラー。
ちょっと地味だったファッションカラー。
さぁ、ヴィヴィッドファッションに切り替えましょう。
でも、クローゼットを見てみると、そんな色の服はありませんよね。
ということは、買うしかありません。
これでまた、景気が良くなりますね。
ファッションのトレンドには、業界の仕掛けであるといっても、それをトレンドとして取り入れるのは消費者である私たち。
今回のヴィヴィッドなトレンドが、広がっていくと良いなぁと思っています。
日経:今年の春ビビッドくる 鮮やかな色、女性に人気景況感の改善映す