ビジネスシーンで、見た目はとても大切です。
ファッションが出世に影響するとも言われます。
ビジネスでのヘアスタイル
お客さまは、その環境に応じてヘアスタイルを希望なさいます。
ですが、仕事に有利なヘアスタイルというものを希望なさる方は、まれですね。
でも、上司は見た目で部下について判断しているという話もあるようで、やっぱり、仕事でもシーンごとの見た目は大切なようです。
営業さんのお話
ある男性営業さんが言っていました。
ちょっと、昔の話です。
「営業に行くときは、女の子と一緒に行くんだよ。
すると、営業が楽になるんだよね。
もちろん相手が、ちょっと立場が上の男性の時。
まず、悪い顔はしないね。
一緒に行くのはちょっと、かわいい子ね。
かわいいっていっても、子どもっぽい子じゃ無くて、きれいかわいい子。
女っぽい子が良いかな。
ショートヘアじゃなくて、髪は長いほうが良いかな」
ご自分の女性の好みを言っているいるのかな、と思ったら、
「いやいや、自分の好みじゃないよ。
相手の気持ちをやわらげるなら、それなりの設定をこちらも用意しないとね。
きれいにしている子でないとね。
きたないのはダメ」
なんてことを言っていました。
女性からすると、とんでもない内容ですが、「見た目が大切」の一例だと思います。
仕事の場面でも、そんな見方をされてしまうんですね。
いつも見られている仕事の場
見られているといえば、美容・ファッション系の職場では、いつも見られています。
もちろん、お客さまにも見られます。
同僚にも見られています。
そして、上司には、チェックされます。
きれいを売る仕事なのに、自分が汚いではカッコウがつきません。
だから、いつもきれいに心がけているのが美容のお仕事。
でも、自分勝手なきれいではだめなんですよね。
これが、特殊なところです。
その職場の傾向にあったファッションをしなければなりません。
美容室にも特徴ってありますでしょ。
もちろん、ファッションブランドならなおさらです。
そのきれいの職場に合ったファッションをしなければならないんです。
だから、上司からはチェックが入るんです。
それがきれいの職場なんです。
職場にあわせたヘアファッション
ということで、職場に合わせて、また自分のビジネススタイルを表現するためにどのようなヘアファッションが良いかを考えて見ましょう。
分けるのは4つ。
・フェミニン
・マ二ッシュ
・モード
・コンサバティブ
これらで方向性を決めて、組み合わせて、ご自分のスタイルを決めましょう。
でも、ご自分の好みで選んじゃダメですよ。
職場やビジネススタイルに合わせて、選んでくださいね。
まず、フェミニンかマニッシュかをきめましょう。
つまり、女性っぽくいくか、ちょっと男っぽく良くか、ということですね。
先ほどの営業さんは、フェミニンな女性がいい、と言っていたわけです。
そして、次にモードかコンサバティブかを選びます。
ちょっと華やかにするか、それとも、クラシックにおとなしくいくかということですね。
営業にいくなら、やっぱり、コンサバティブが良いかと思います。
ですから、先ほどの営業さんが一緒に仕事をしたい女性は、フェミニンコンサバティブな女の子ということだったのではないでしょうか。
職場でも職種や立場を考えて 、目立つべきか、控えめか、行動的か、男っぽくか、女性っぽくいくか、などなど、様々な要素について考えていただいて、組み合わせてみてください。
働いている女性なら、多くの時間を過ごす職場。
そこでどのようなスタイルを演出するかは大切なことだと思います。
どうしても、オフの時間で考えがちなヘアスタイルですが、オンタイムで強気に攻めるのも良いと思いますよ。